ご存知でしたか? ヨーロッパ発祥の黒トリュフは、今や世界的に人気を誇るフレーバーへと進化を遂げました。Mintel メニュー インサイトによると、米国市場ではメニューに「トリュフ」と表記される頻度が57%増加しています(2018年、2021年それぞれの第1四半期を比較 )。 APAC市場では近年パスタソースなどに加えて、スナック、特にポテトチップスのカテゴリーにも黒トリュフが登場するようになってきました。 Mintel GNPD(世界新製品情報データベース)掲載の黒トリュフ入り新製品トレンド 世界的に見ても黒トリュフを原料とした食品・飲料の新製品は、2013年から2014年、2019年から2020年にかけて急成長しておりその数は3,000以上です。トップ3は、「ソース・調味料」(26.0%)、「サイドディッシュ」(13.5%、主にパスタ・ソース類)、「乳製品」(13.2%、主にチーズ・チーズ製品)となっています。 黒トリュフの主要市場はヨーロッパですが、近年APAC市場での黒トリュフの使用が急速に拡大しており、シェアの成長率は5年間で203.0%となっています(2016年9月から2017年8月と、2020年9月から2021年8月比較)。 Mintel GNPDに 掲載された新製品の一例 スナック Aroma Truffle Co. 黒トリュフのフレーバーに特化したブランドで、製品シリーズには黒トリュフチップス、ポップコーン、チリソース、オイル、月餅などがあります。(シンガポール) KitKat SNAX トリュフ・フレーバー・ミックス・タパス パンプキンシード、ライスクリスピー、チョコレートウエハースを使用し、トリュフオイルで味付け。(日本) La Cave à Truffes 黒トリュフ入りカシューナッツ 黒トリュフを1%配合。(フランス) 冷凍食品 Dongwon Gaeseong トリュフ入り餃子 黒トリュフを0.6%配合。(韓国)