インドではミレニアル世代の間で健康がより優先されるようになっている。グローバル市場調査会社ミンテルが、このほどリリースした調査結果によるとインドのミレニアル世代の43%は、健康的な食品やスナックに支出を惜しまないようで、36%はアクティブウェアや家庭用ジム機器に高水準の支出を維持しているようだ。

同社は、自宅や職場での長時間労働やプレッシャーが原因で、燃え尽き症候群や過労が消費者にどのような影響を与えているかを調査した。Mintel Global Consumerの調査によると、25歳から34歳のインド人の41%が日常生活に非常にストレスを感じてるのに対し、18歳から24歳のインド人では22%がストレスを感じていると回答していた。早期のキャリア層でメンタルヘルスに対応する製品やサービスの需要が高まっていることを示唆する結果になった。

同社のシニア ライフスタイル リサーチ アナリストであるSaptarshi Banerjee氏は、「今日のミレニアル世代は、気分を良くし、ストレスや不安を軽減するために、健康的な食事や運動などの選択する。健康への重点は、もはや単一の目的に限定されるものではなく、身体と精神の両方の健康を管理する多面的な取り組みであることを意味する」などと述べている。